こんにちは、GenjiroのSalesforce技術ブログです。
日付項目の曜日を表示してくれないかな〜なんて思ったことはありませんか??
今回は取引先に数式項目を使って日付項目と日付/時間項目の曜日を表示する方法を解説していきます。

こちらがゴールとなるイメージです。
項目を4つ作成しました。
①取引開始日:日付/時間項目。
②取引開始日(曜日表示):①の曜日を漢字で表示。
③取引終了日:日付項目。
④取引終了日(曜日表示):③を日本語表記にし、曜日も表示。
ではそれぞれの項目の作成方法を解説します。
①取引開始日
「設定」→「オブジェクトマネージャ」→「取引先」→「項目とリレーション」→「新規」
データ型=「日付/時間」→「次へ」
項目の表示ラベル=「取引開始日」
項目名=「DealStartDate」→「次へ」→「次へ」→「保存」
②取引開始日(曜日表示)
「設定」→「オブジェクトマネージャ」→「取引先」→「項目とリレーション」→「新規」
データ型=「数式」→「次へ」
項目の表示ラベル=「取引開始日(曜日表示)」
項目名=「DealStartDate2」
数式の戻り値のデータ型=「テキスト」→「次へ」

「次へ」→「次へ」→「保存」
【数式解説】
- DATEVALUE(日付/時間項目):日付/時間項目を日付にデータ型変換します。
- WEEKDAY(日付):日付の曜日を数値(1~7)で表現します。例)日曜=1,月曜=2,…,土曜=7
- CASE(A,B1,B2,C1,C2,…..,Z):A=B1ならB2、A=C1ならC2、、、Aが何にも当てはまらなかったら、Z。CASE関数は少し分かりにくいですね。IF関数でも代替可能ですが、A=〇〇ならという条件が多くなるとCASE関数の方が文字数が少なく、スッキリした数式になります。そして速度もわずかながらCASE関数の方が速くなります。
③取引終了日
「設定」→「オブジェクトマネージャ」→「取引先」→「項目とリレーション」→「新規」
データ型=「日付」→「次へ」
項目の表示ラベル=「取引終了日」
項目名=「DealEndDate」→「次へ」→「次へ」→「保存」
④取引終了日(曜日表示)
「設定」→「オブジェクトマネージャ」→「取引先」→「項目とリレーション」→「新規」
データ型=「数式」→「次へ」
項目の表示ラベル=「取引開始日(曜日表示)」
項目名=「DealEndDate2」
数式の戻り値のデータ型=「テキスト」→「次へ」

「次へ」→「次へ」→「保存」
【数式解説】
- YEAR(日付項目):日付項目の年を数値に変換。日付項目が2022/12/25であれば2022。
- MONTH(日付項目):日付項目の月を数値に変換。日付項目が2022/12/25であれば12。
- DAY(日付項目):日付項目の日を数値に変換。日付項目が2022/12/25であれば25。
- TEXT(数値):数値をテキストに変換。
- テキスト&テキスト:テキストを「&」でつなぐことによって連結する。’2022’&’年’で「2022年」と表示できる。
- WEEKDAYとCASEは②の数式解説にて解説。
Salesforceで日付項目から曜日を表示する方法の解説は以上です。これからもSalesforceの設定方法など技術ブログとして投稿していきますので皆さんの参考になればと思います!
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